Joy & Jura with Whippet Floren

ウィペットと共に静かに暮らしています。犬のことも犬以外のこともぼちぼち書きます。

Hunting Book

本日は不気味な満月であった。



さて、街中へ野暮用で出掛けたUさんが洋書フェアで見つけた一冊。

Hunting Book of Gaston Phebus: Paris, Bibliotheque Nationale, MS Fr. 616, Manuscripts in Miniature Ser. (Manuscripts in Miniature, No.3)

面白そうではないか。
この一冊があることで経理担当の私も他の散財へ文句が言えなくなってしまった。
14世紀のフランスのベアルヌ領主が遺した狩猟の本。
狩猟と言うことは、犬も載っている筈!

出た、サイトハウンド。
ジュラみたいに赤いカラーを付けている、白いヤツもいるではないか。

  



ジョイはおらぬか?
 


いた!と思ったら鹿だった。 (お決まりのオチ)
こんな風に絵ばかりが載っている本、犬を見つけてはウキウキとページをめくるのも最初のうち
段々、残酷なリアリティーのオンパレードになってくる。
猪がグサリッ
熊も罠にかかり血がダラダラ
ワイルドキャットもグサリっ


他に狼、アザラシらしき生き物、ウサギ諸々グサグサヤラレテイル。
生活のためだけでなく、レジャーでもあったようです。
こうやって、じわじわと野生生物が絶滅したり減ったかと思うと少しイヤな気分にもなる。
その一方、もし今、何気なく窓の外を見た時に狼と目が合ったら恐ろしいなぁと思う。



ジュラや、人間て恐ろしいなぁ!


「あなたも、その恐ろしい人間の生き残りですよ。」




「我々犬族は、人間が大繁栄すると分かっていたから人間側に付いたのさっ」


あんたの先祖、先見の明があったね!たしかに犬族、ひどい目にも遭っているが
人間に付いたことによって絶滅しないで生き延びてるもんね。
何はともあれ人間って犬がいたおかげで完全に孤独にならずに済んだね!


そして本日、手に入れてきたものはゴールド鋼・長めのペティナイフ

こういうの探していたのよね。意外と長めのペティって見かけない。
まさか、近所の包丁フェアで手に入れるとは♪
一番の目的はイカ刺し、春が来ればカツオのお刺身でバンバン使おう。
さぞかし、気持ち良い切れ味なのだろうなと思うとゾクゾクするΨ(`∀´)Ψ