気持ちの中では、ここでもジョイ・ジュラと共に
定番中の定番、逆さマッターホルンを見に今度こそ
軽めのハイキングへ出掛ける。
登山列車で最終地点のGornergratの一つ前のRotenboden駅で下車をして
Riffelberg駅まで一駅分だけ下る、1時間10分の軽いハイキングへ出発。
登山列車の中は様々な言語が話されている。
そんな中、全員の気持ちが言葉を超えて一つななった瞬間が
森の中の木の上にリスが見えた時!
みんなが声のトーンを揃えて、それぞれの言語で
「あーリスだぁ!!可愛らしい!!!」
と言っているのが分かる。リスのヤツ、やるなぁ!!世界中の老若男女に
大人気じゃないか(^^)/。 原っぱでは、一瞬だけマーモットも見れた!
写真も動画も何も撮れなかったけどね
ハイキングを始めて間もなく逆さマッターホルン現る。
午前中に見るのがよろしい。
やっぱり、実際に見ると、この形に感動してしまう。
リスを可愛いと思ってしまう人間の性のようなものなのだろうか?
のびのびと生きる羊たちの
自由な生活もなかなか大変そう。
暑いからなのか日陰で寄り添うがこの毛が無ければ
夜が寒すぎるだろう。
マッターホルンを眺めての本格ハイキング、と意気揚々と歩くも
途中で標識がよく分からずにまたしても親子連れの後を
付いて行って、またもや違う道を歩いてしまったようだ。
左側は氷河で落ちたら即死やな・・・
しかし、この怖い道には美しい世界が広がっていた。
写真には写らなかったのだが一面に小さな花と無数の小さな小さな
蝶々がヒラヒラと飛んでいて、まるで天国のような情景!
かたや左側は氷河の絶壁で地獄。
やはり、人のいないところにこういう世界があるのだなぁ
地球美しいやないかぁ!!と、感動と恐怖を同時に味わった。
ずんずん進むと遠くの方にRiffelapの駅が見えてきた。
ちなみに目指していた駅はRiffelberg。
ここまで来たらどちらの駅を目指しても30分というところまで
来たので二駅下のRiffelapを目指すことにしたのだが
景色が岩っぽくなって、もし、もっと怖い道だったら
どうしよう(>_<)と言うことでRiffelapから歩いて来たと
思われるご婦人二人組に道の様子を聞いてみると
「Riffelapまでの道は危険とは言わないけど岩だらけで
全然美しくないし、景色も全然ダメよ。引き返すことをお勧め
するわ。私たちは降りる駅を間違ってしまったのよ」
とのことであったのでRiffelap・Riffelbergの分岐点のあった
標識まで引き返してRiffelbergを目指すことにした。
それにしても、山に行くと高齢者もよくハイキングされている。
これも長生きの秘訣の一つかな?
はぁ〜
ようやくRiffelbergが見えてきた!!
謎のアラビア人みたいになっているのは足よりも目がつらいから。
もっと本格的なスポーツサングラスにするべきだったのか
涙がボロボロ出て、痛くなってきたのだ。
ヘコタレ気味のUさんも到着。
やっとたどり着いた山岳ホテルのレストラン
テラス席と行きたいところだけど目が開かないので
誰もいない室内席へ
贅沢な眺めだけど見れないのよ〜(笑)
注文した飲み物はスイス名物リンゴジュース。
微炭酸で砂糖類が加えられていないので甘み控えめでキュッとした
酸味が特徴的かな。ハイキング後のジュース最高!
こちらのリンゴは日本のリンゴより小さくて、酸味が強く紅玉の
ような感じである。(色はもっと薄いけど)
昼色はスイス料理といえばこれ、「Rostiと目玉焼き&焼いたハム」
茹でたじゃがい芋をスライスして焼いたもの。(つなぎは使用しない)
二人前で合計56.0CHF 日本円でただいま5600円くらい。
高いけど、スイスでの外食は基本的に高額なので、この場所で
この良い味だと、割安な気がした。
ランチを楽しみつつ、ふと外を眺めてみると
!?
命綱を付けてテレカビンの整備をするお姉さんを発見!!
山奥でおじさんに混じって働くカッコイイ女に感動。
憧れるわぁ〜。
最後にUさんもお疲れさん!
少しブルー入りつつ座って休憩中↑見えるかな〜?
参考まで、行きたかったコースは白線で間違えて赤線コースを行ってしまったよう。
山には何度も分岐点が現れるので、迷う事しきりだった。
みなさんも機会があれば一生に一度くらいは、マッターホルンを見るのも良いかもヽ(^o^)丿
私は次に富士山が見て見たい!!そして登ってみたい! 身の程知らずかしら?!