Joy & Jura with Whippet Floren

ウィペットと共に静かに暮らしています。犬のことも犬以外のこともぼちぼち書きます。

~Bern~ 書きかけの日記と帰国

ブーーーン

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古都ベルンにやって来た。

最後の小旅行、息抜きを兼ねた一泊旅行だ。
ベルンには、何度も来たことがあるが街中(旧市街)に泊まるのは始めてだ。

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やはり、昼間にだけ来るのと泊まってみるのとでは、印象が違う。

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ここまでが7月31日に書きかけた日記。

ベルンでの一泊旅行の当日、夕食を終え、ホテルで一息つきつつ

「さて、久々にブログでも書くかな」

とベッドに寝転びながらスマホに向かっていた。

夜の十時頃だったけな。

すると、父から持たされていた

強烈な着信音のするサムスンプリペイドガラケー

ティロリローリー! ティロリローリー!! ティロリローリー!!!

とふいに鳴った。

????

昼間に会ったばかりなのに、なんじゃいな?

世間話のように今日のベルンでの一日の様子を聞いてくる父。

それを一通り言い終わったところで、悪い知らせがあると・・・

 

来た

 

祖父が亡くなったと。

 

当然ながらブログの続きを書く気力は無くなり

バタバタと時間が過ぎ今日まで至った、と言うわけ。

 

スイスではお葬式はすぐさまには行われないとのことで

私は葬儀に参加することなく、別者になった祖父にお別れだけを

言って帰ってきた。

一人になってしまった祖母との別れは、この上なく寂しく、

切なく、苦しかった。

祖父は93歳で亡くなったので大往生と言えばそれまでだが

何歳だろうと、もうお話が出来ないと言うのは寂しいものなのだ。

三年ぶりの再会の後のお別れは、なかなか精神的に堪えた。

ただ、亡くなる前に再会が出来たこと、何度も面会に行けたこと

一度だけ祖父とも老人ホームのカフェでお茶が出来たこと

これが何よりも、私の励みになった。               

 

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それから一週間、私は帰国し、

ジョイ・ジュラを迎えに行き

 

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(お迎えに行った時、すっかりマッタリ過ごしていたジョイ・ジュラ)

 

少しずつ日常を取り戻しつつある。

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ジョイ・ジュラの様子はと言うと、ジョイは心配していた

脱毛も起こさず、お利口さんでもあったらしく、元気だったが

ジュラちんは、すっかり痩せてしまい、ホソホソ娘になってしまった。

動かず、ろくにごはんも食べず、ずっとドンヨリしていたらしい。

ヒート後の低調期+夏バテ+ホームシック(?)になってしまったよう。

ジュラに一ヶ月のお預かりはキツかったようで申し訳ない。

でも、ジュラやん!私だって親戚付き合いとか色々大変だったのよ!!

帰宅後、ジュラの食欲は戻ってきており、元気も少しずつ戻ってきた。

ようやく一安心し、祖父の死も受け入れられているところ。

 

少しだけ話をベルンに戻すと、

首都ベルンは川に囲まれた小さな街で川を渡って

薔薇公園に向かって坂を登るとベルンの街が一望出来る。

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祖父が亡くなった頃の時間帯に私はこの坂を登って

初めて見るベルンの別の表情に感動をし

(それまでは、色々な思い出もあって、そんなにベルンの街が好きでなかった)

 

木に抱きついたり

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道に咲く野草に目を奪われたり

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とても良いひと時を過ごしていた。

 

今回のスイス滞在、そして近隣国への旅

忘れらない一ヶ月になりました。

 

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    <ベルンで売っていたベルン⇔ヘルシンキの使用済封筒>

 

8月1日スイスの建国記念日

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長々と私事、失礼しましたm(__)m。