Joy & Jura

イタグレのジョイ兄とウィペットの妹ジュラとの生活をお春丸が記録しています。犬のことも犬以外のこともぼちぼち書きます。

スイスの近未来なお墓、そして実家の墓守

プラハのお墓話からスイスのお墓話!

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モォ~ッ!
 
 
完全に山日和でないにも関わらず、強引に父にドライブに
連れ出された、とある土曜日。
 
ありました!トラディッショナルなお墓。

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山奥にある教会の傍にヒッソリと佇む。

 

と言ってもこんな廃墟があるような古い村なので

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今ではレアなお墓かな。

 

そもそも、帰国後お墓のことをブログに書こうと

思っていたわけではないのでスイスではお墓の写真を

色々撮ってきたわけではない。

 

ただ今回、書こうと思ったのは帰国三日前にスイスの

祖父が亡くなったことによって、今まで知らなかった

スイスの現代のお墓事情を少しだけ知ったからである。

 実際には祖父の葬儀には参列出来なかった。

(スイスの葬儀は亡くなってから一~二週間後に行われる)

その代わり、どう執り行われるか事前に色々と教えてもらった。

 

まず、火葬にするらしい。

(子供の頃はまだ土葬が主流だったような気がする)

 

そして、それはテクノロジーによって球体になり

ピラミッドの中に入っていく

 

????????

何、球体??ピラミッド?????

 

全く意味が分からず、詳しく聞けば聞くほどに

頭が混乱した。

言葉で完全に理解するのは諦め、写真を撮っておいて

くれるようにお願いをした。

 

こういうことらしい。

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真ん中の丸いのがおじいちゃんらしい。

 

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このピラミッドと言うのは共同墓地らしく

この下に入っていくらしい。

 

と言うのも、スイスでは墓地に入っても二十年しか

その権利はなく、いずれ掘り起こされるらしいのだ。

(多分、二十年毎に更新するシステムでお金がかかる)

それで、近年は共同墓地に入る人が多く

祖父も生前に自分で申し込んでいたらしく

全て本人の意向とのことであった。

なので、お墓参りはこのピラミッドにするんだとか。

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今はもう、個人や家族のお墓に入る時代じゃないのさ!

そんなのは過去の話なんだよ。

 

と父は言った。

まぁ、確かに観光国のスイスにとって新しい墓地を作るために、

景観を壊すわけには行かないのかも知れない。

墓地は今ある場所でなんとかまかないましょうと言うことなのかな。

ピラミッドというデザインなのも、どんな宗派でもいいように

なのだとか。(スイスも移民が増えたと言うこともあって今では色んな宗派の人がいる)

 

この事実は、私に驚きを与えたと同時に軽さ、明るさ、暖かさを与えてくれた。

 

今年の春、日本の実家の祖母を見送り、まだ四十手前だと言うのに

私が墓守になってしまった。

 

        ち~~~~ん

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田舎のお墓でなく、生前に祖父が買っておいた市内にある墓地だ。

実家の家族が眠っている場所があり、こうやってお参りに

来れると言うのは、有難いことでもある。

 

ただ、ふと思い出す祖母の言葉がある。

「将来はワタシ、無縁仏になるんやね・・・。

しゃぁないんやんね。。 ウエ―ン 」

 

と半泣きで言われたことが呪いのように重く

私にのしかかってきた。

冷静に考えれば、そんなに永代まで墓守が欲しいのならば

祖母自身が、がんばって男の子が生まれるまで、

子を産み続ければならなかったわけだし、それでも、

今時、墓守を絶やさないなんて全ての人には無理なことである。

それに、老人性のうつ病だった祖母が言ったことであり

真に受けることもなかった。

そもそも、私だって確実に無縁仏になるわけだし

私が生きているうちは、私が墓守りをするのだから

それで充分でしょ!と割り切っていた。

 

とは言え、

 

“無縁仏”

 

って言葉の響きはあかんわ!

重すぎる、暗すぎる、寂しすぎる

 

どこかで心に引っ掛かっていたのかも知れない。

スイスのお祖父さんが自分の意思でピラミッド共同墓地に入ったと聞いて

そんな私の心はとても軽くなった。

共同墓地に入るって、そんな特別マイナスなことじゃないんだ!

とね。なんと言うか、分け隔たりなく色んな人が同じ場所で眠るのって

平和なことだなぁと感じた。

日本には“永代供養”ってのもあるけど、これだって

本質的には“無縁仏”と同じではないのかなぁ。

結局、お墓って、本当に死者の為にあるのでなく

残された家族や、亡くなる前の本人の気持ち、

そういう現実に“生きている”人の気持ちの為にあるようなもの。

亡くなってしまえば、全て同じじゃないかな。

(と私は思っている・色々な宗教観があるのでそこはスルーしておくれ)

そんな私の思いを後押ししてくれるようなスイスのピラミッドのお墓だった。

 

 

今、現在、過去の私がそうであったように家族から

墓守りのプレッシャーを掛けられたり、

祖母のように、自分が無縁仏になるのではと気に病んでいたり、

そんな風にお墓のことに関して、気に病んでいる人がいたとしたら、

少しだけでも、気が楽になってくれたら良いなぁと思って、この日記を書いてみた。

 

流石に球体になるってのは、やや違和感があるけどね!

今は、お骨からダイヤモンドを作ったりもするくらいだけどね。

私自身は散骨も良いかなぁなど思っている。

考えたくないけど、ジョイ・ジュラにその時が来たら

どうしましょ・・・。

やっぱり、まだ、考えたくないわ!

でもペット霊園にお墓を買うことは無いだろうな。

 

最後に気分を変えてジョイ・ジュラの癒し画像を!!

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癒し効果あるかな?