先日、注文していた照明が届きました。
その照明を紹介する前に、ここに至るまでの道のりを書いておこうと思う。
以前は京都のタチバナ商会で購入したフランス製のアンティーク照明を使っていました。
ガラスで作られたビーズは現代のビーズと全然違っていて
手作りの為一粒一粒の形が不揃いで、そのわずかないびつさが
灯りを付けるとなんとも言えない陰影を生み出し
私は灯りを付ける度に幸せな気分になっていました。
ところが、アンティークなだけに・・・十年程経ったころ
ポロポロとビーズが落ちはじめ、よく見ると紐が経年劣化により千切れ始め、
直そうと試みたものの根元の布がボロボロで、分解して布を代えない限り
とても修理は出来ないようでした。その時期に引っ越し(や介護)も重なっていて
ものずごくバタバタしている中で、なんとか新しい照明を探さなくては
いけませんでした。なんだかんだと迷ったりしつつも、無印のLEDランプに
辿り着いたのです。
まぁ、時代はLEDだし?電気代安いらしいし?とりあえず、試してみるか!
と心底満足したわけではなかったもの、なんとか決定した。
ところがどっこい・・・
LEDランプを付けてすぐに私は
「光が目に突き刺さるようで痛いじゃないか?!」
と思いました。なんだか陰影も少ないし、直線的で均一な光だなと。。
しかしだね、返品も出来ないし・・・、買ったばかりだし・・・、
しばらく使うことにしたのです。
それから三年と少し、もう、流石に買い替えよう!と言うかマジ限界!!
ってことで、先日flameさんに照明を見に行って来たのです。
実際に買うかどうかは、現物を見るまでは決めていなかったけど
とても気に入る照明に出会えました。
それがこちら、tarte M と言う名前の照明です。
リネン素材のプリーツシェードのペンダントライトです。
下面カバーが付いていて、まぶしさに敏感な私にもぴったり。
(その下面カバーもプラスチックではなく布なので趣がある)
白熱電球とLED電球の両方が使用可能で私は勿論白熱電球を選択。
初灯火!!
灯りを付けた瞬間、ぷわっと光が部屋に広がり、なんとも言えない
暖かい光に包み込まれ、心底満足しました。
これ!これなのだ、私が求めていた灯りは。
写真を撮ると、回りが暗く映りすぎてしまうけどこんな感じ
リネンから透ける光がなんとも美しい。
照明の写真を撮るのって難しいですね(焦)
実際にはけっこう明るいのだ。
なので、リビングでくつろぐ時はこの灯りだけで十分なので
前より省エネです。(以前はダイニング+リビング両方の電気を付けないと暗かった)
天井や壁に写る光がLEDのより美しい(と私は感じる)
ショッピングって一日にして成らずですね。
本当に気に入ったものを買うことが大事なのだとつくづく思った。
かと言って、最初にLEDに買い替えた時に高価なのにしていたらまだ
使い続けただろうし、よく分からない初めてのものは冒険しないのも大事だな。
時間がかかってしまったけど、やっと満足いく灯りに出会えて幸せであります。
てことで、ダイニングの照明も買い替えを検討中です。
あと、灯りに癒され過ぎて、ますます寝坊助な引き篭もりにならないように
気を付けなれば!
スポンサーリンク