決して忘れることのない、印象深い思い出と言うものがあります。
その中の一つが私が腹腔鏡手術を受けた後に行ったお花見の時のことです。
約三年前、まだ少し痛むお腹を気にしつつもしあわせの村にピクニックに行ったのです。よちよち歩きは出来るものの、まだスイスイとワンコと歩ける程ではなかった。
ですから、お散歩はUに任せて私は一人で寝転んで待っていようと思っていました。
なのにジュラはすぐに戻ってきて私と一緒に横になったのです。Uに聞くと、私のところに戻ると言って聞かなかったのだそう。
その時の日記には私はジュラが甘ん坊だったのだと書いていた⤵
そんな風に書いたけど、私はその時のジュラの行動がとても嬉しく、どちらかというと私の方がジュラに甘えていました。決して犬を美化し過ぎてはいけないと、冷静でいようとする私がいましたが、やっぱりどう考えても、この時期のジュラは私を気遣ってくれていたのだと思う。温かなジュラの身体が優しく私の傷を温めくれた感触は一生の思い出です。
ジュラが亡くなってから、この時のことをよく思い出します。そんな時、ふとこんな絵を見つけました。
これを見て、あぁ私の中のジュラのイメージに近いと思った。ジュラは私より幼く守るべき存在なのではなく、一人前の大人になり、私と助け合える、時には包み込んでくれる存在でした。過去形と言うより、亡くなってますます優しさに溢れる存在です。
ジュラを神格化せずにはいられません。あんなに優しくて、性格の良い生き物を私は知らない。私よりもずっと良い性格です。父方の祖母と同じくらい“愛”を持った生命体でした。
勿論、犬らしく野性的なところもあり、色んな面を持ち合わせていていました。そんなジュラはとびっきり特別な存在です。イメージの中でのジュラは大きさがどんどん大きくなっています。今はもののけ姫のモロくらいになっている。永遠に一緒です。
ジュラのことを褒め過ぎと思われかま知れませんが、これでも抑えているつもり!
新年早々、おかしげな日記失礼いたしましたm(__)m