㉑“お疲れさまジュラ”
ジュラを抱っこして、外に連れ出してから二日後の真夜中に彼女は亡くなりました。
その時の事を詳細に記録した日記を書きました…
が、公開することを躊躇し、今に至ります。
省略して書くならば、
真夜中にジュラは鳴いて私たちを起こし、その後 私の腕の中で逝きました。
眠るように、穏やかに、少しずつ意識が遠のき…
そんな最期を予想していましたが
“死ぬ”その時って、こんなにエネルギーを放つものなの?
こんなにも激しいものなのか、と驚かずにはいられない出来事でした。
私の胸と腕にはジュラに焼印を押されたように、その時の感触が焼き付いています。
でも、この時のことは私たちとジュラとの間のことであり詳細までを公開することではない、という結論に至りました。
とにかく、ジュラは最後の最後まで健気でありつつ、ものすごく力強かった。
ジュラはもののけ姫のシシ神さまに命を吸われるように、死んでいきました。
そこには善も悪もない。
「死は生の対極としてではなく、その一部として存在している。」
村上春樹の名言だそうです。
(ノルウェーの森より。昔読んだけど忘れてました)
「Death is not the opposite of life but the part of it」
英語に翻訳されても、良い言葉ですね。
この言葉がね、もっとも しっくり来た落とし所。
ジュラ、大好きだよ!
これからはペット可のところじゃなくても、いつでも一緒だね。
お疲れさまでした、そして ありがとう。
最後の二ヶ月弱の日々をとても長々と書いてしまいましたが、こうやって振り返ることで、追悼しながら気持ちの整理をしました。
今後、ジョイの時とか、こういう日記はもう書きません。
最後までお付き合い下さった方々には心よりお礼を申し上げますm(_ _)m