ジュラの耳語とデコ皺
外ではジョイの方がジュラを走りっこに誘うことが多く
誘い方もやや激しいので一見エラソーに見えるジョイ兄。
実際、その昔は明らかにジョイの方がジュラより立場が上であった。
イタグレ・ジョイが三歳の時にウィのジュラを迎え入れたのだが
当然ながら二匹の相性、上下関係がどうなるかが気になるところであった。
トレーナーさんのアドバイスも受け、基本的にはジョイを立てるようにし
万が一、一喝でジュラの方が立場が上になれば、それはそれで受け入れることに
しようと言う方針にしたのだが、最初はジュラを避けていたジョイも次第に先住犬
として渾身の頑張りを見せ、ジョイはジョイ兄になったのである。
お互いの上下関係がハッキリせずいつまでも小競り合いが続くのが好ましくないと
聞いていたので理想的な状況。しかも、ジュラの方が馬力があるのでジュラが
ジョイを目上の者として気を使っている方が私としては安心であった。
相性は付かづ離れずと言ったところかな?
そして月日は流れ、徐々にジョイ・ジュラも対等な関係になって行き
最近ではその関係も微妙に変わりつつあるよう。
例えばジュラのこちらの表情
耳をグッと前に倒し、ジョイをガン見しているのだ。
どうやらジョイを威嚇しているらしい。
その目線の先にいるジョイがこちら
↓↓
ジュラに視線を合わせないジョイ、そしてここから動けないジョイ。
まさに蛇に睨まれた蛙である。
これがどういう状況かと言うと、共に朝ごはんを食べ終わりジョイは
完食をし、ジュラは少しだけごはんを残し、その残したごはんを守っ
ている所なのである。
(本来はすぐにごはんを下げるけど、ちょっとウォッチングがしたくなったのでしばし放置)
この状況が五分ほど続き、ジョイがどんどんジュラから距離を取り
窓側にピッタリ座り身動きが取れなくなり、ジュラが視線をジョイから
外したところで、ウオッチング終了!
皿を下げた=3
一気に部屋の緊張感がほぐれ、ジョイはそぉ~っとジュラに近づかないように
一定の境界線を守りつつ思いっきり遠回りをしてソファーへ移動して一幕終了。
ここまでジョイがジュラに近づかないのは当然ながら過去にジュラの残したごはんを
食べようとして、ジュラにスパ――――ンッと一喝されたことがあるからなのだ。
でも、ジュラもごはんを残す度にジョイに食べられないように威嚇をするわけではない。
彼女の残したごはんを食べられたくないスイッチの基準は不明ながらも、上記写真の
ように耳を前に倒し、ジィ―――ッとジョイをガン見している時が
「食べるなよ、近づくなよ、食べたら・し・ば・く」
ということを伝えてるらしい。
数年前はここまでジョイがジュラを怖がるということは無かったしジュラがそこまで
ジョイに対して強く出ることもなかった。
そして、つい最近、初めてジョイ・ジュラが本気で喧嘩をした。
その原因がこちら
↓↓
カミンコですね。
(余談:ナチュラルバランスのカミンコは一般的なガムのように化学薬品に
漬け込むことなく“・お酢に牛皮を漬けこむ→・乾燥”という行程を踏んでいるため
お勧めです♪白いのはお酢の作用だそう)
カミンコを噛む時、ジョイは一気に全部噛んで食べてしまうがジュラは決まって
三センチ程残してキープしておくのだ。
このキープしてあるカミンコ、隠すわけでもなくクッションにポンと置いておくだけな
ので一日中、カミンコを守るのにジュラなりに相当な神経を使っているようである(^_^;)
例えば、散歩から帰ったとたんカミンコを取られまいとクッションに直行=333
したりするのだU・ω・U
それで先日、またしても食後に小事件が起こったのだ。
共にごはんを完食をし、よかったよかった(^v^)と思いながら皿を下げようと
背を向けたとたん、ジュラの唸る声、ジョイのキャイ~ンと言う鳴き声!
振り向くとひるみつつ追い込まれたジョイであったが
「そこまで怒らんでええやろっ、痛いっちゅうねん=333
もっと言い方があるやろ=3333333333!!!!!!!」
と言わんばかりにジュラにやり返し、お互い攻撃しあい(怪我はなかったよ=3)
わたしは今まで見たことないような、ジュラの歯向きだしの激しい形相を目にし
愕然とするのであった!!! いささかオーバーですな(笑)
すかさずUが来て、ジョイ・ジュラ共に怒られて終了。
(わたしたちの家で君たちが威張りあって大声を出して
喧嘩をするなんぞ言語道断であるという考え方ね)
どうやら、食後にジュラの隠しカミンコがないかジョイがクッションの中を
覗きに行ったことでジュラが怒ってしまったらしい。
まぁ、こういうことがあったのでジュラの怒るシグナルを早めに見つけようと思って
観察した結果、“耳を前に倒してデコ皺を寄せてガン見”がジュラなりの警戒アピール
らしいということが分かった。(分かってたけどね、確定したという感じ)
こんな感じね。
さらに、ここ最近・・・
まず説明→寝る時、大体一足先にジュラが自分の寝床に入り、後からジョイが
(五分~一時間後くらい)自分の寝床に入るのだが、ここ最近、後からジョイが
部屋に入ろうとするだけでジュラがジョイに一喝してから留めの追い込み喝
(っていえば良いかのな?)のようなものをするようになった。
心当たりとしては以前にジョイが先に毛布を被って寝ているジュラの上を踏んで
しまったことがあり、どうやらそれを警戒しているらしい。でも、それ三ヶ月前くらのことやで
今さら急に何を警戒してるの(?o?)
そういうことで、ジョイが部屋に入らたがらなくなったのでジョイを抱っこして
部屋に入っていたところ、寝ぼけているとは言え、私の足元に対して威嚇してきた
ので、このことに関してはただいま修正中。まぁ、悪気はないのでしょう。
とまぁ、最近のジョイ・ジュラの微妙な関係について
いささかオーバーに書いてしまったけど、私の中のジュラのイメージって
こ~んな感じで、ジョイ・ジュラ共に喧嘩なんてしたことが
なかったので、けっこうびっくりしてしまったんだなぁ(^_^;)
こういうことがあって、もしや、そろそろ年齢的にジョイ・ジュラ立場逆転かな??
Joy & Jura 改め、Jura & Joyになるのか!?
などと思う今日この頃。犬さんっておもしろいねぇー。
がんばれジョイ兄!
極まれに2~3分くらいこうやって一緒にひっついている時もあるんだよ!
貴重な家の中での自ら2ショット写真☆彡
まぁ、色々長々と書いてしまったけど、外ではJ&Jは一緒に行動するし
基本的には仲良しなのさ!