フローレンとの別れと消えることのない縁
フローレン最期の日々の思い出を少し残しておきます。
2023年9月
この頃は出掛けるといえば病院ばかりだったので、それだとフローレンもつまらなかろうと気分転換にほんの少し神戸港に行きました。
オペ2週間後くらいで体調も万全じゃなかろうから、散歩はせずに車を降りて海の空気を吸うくらい
喜んでくれるのか?家で休んでる方が良いのか?
この時は私たちも手探り状態でした。
(どうでも良い話だけど、この時のわてのコーデテーマは「宇宙好き少年」である)
ここからは本当の病気が分かってからの様子です。
もう、治ることはなく看取りに向かっていると分かったので無理に食べさせたりはしません。それでもごはんの時間になると、本人が食べたそう(?)にしているように見えたり
それとも、「無理にごはんを勧めないでね」と警戒しているのか?
真意は分からないけれど、食事の用意はします。この段階になると、なんでも好きなものを食べさせて良いと言われますので、もうあらゆる食べ物を用意しました。食べることもあれば、受け付けないこともあります。ジュラで経験済みのことながら、やっぱり辛いね。
まだまだ修行が足りません。
意外にもジュラもそうだったけど、最後まで食べたのが七面鳥アキレス
急にスイッチが入ったようにばりぼり食べます!
(アキレスでけっこう生き延びたと思う)
写真はないけど、朝は最短の散歩コースをゆっくりゆっくり歩く。そのうち半分は抱っこ、最終的には全部抱っこ散歩。
秋めいていたので、気候の良い時は和室で外の風に当たります
フローレンほっこりのんびり、少しは気持ちよかったかな。
とある日、体調が良さそうな時があったのでラストチャンスかな!と言うことでフローレンが大好きだったポートアイランドの公園へ行って来ました。
なんだか、喜んでくれたみたいでうちの周りのお決まりコースより、スンスン歩いてくれました。
うちに来た頃はまだまだお外が苦手で、うちの近所は車が通って落ち着かないのでここまで車で来て、静かな環境でお散歩慣れを頑張ったんだよね🎶
水鳥のいる、小さな人工池もあって(たまにカワセミも出没するんだよ!)楽しいお散歩コースなんだよね。
(ヤバイ思い出すと泣けてくる😢)
最後の階段だけ抱っこ
夜は夜で、本人が望みそうなら和室で外の空気を吸います。
たまに、思い出に二人で自撮りしたりして・・・。
そんな日々があって、最後にお別れです。
フローレンの本格的な闘病の写真は出しません。これを読んで下さっている方は経験者も多いでしょう、最期に出来ることは快適とは言えなくても、少しでもマシに過ごせるようにサポートすることくらいですよね。フローレンさん、10月21日の朝に旅立ちました。獣医さんから聞いていた通り、多分、例の血管内のしこりが剥がれて、発作が起こったのだと思います。
どうか、どうか、フローレンがあまり苦しくなかったことを願います🙏
フローレンとの四年半はかけがえのない思い出です。
ワンコ、そして人間も、何度か看取りを経験して肉体が亡くなっても、一度繋がった縁は永遠に消えないと自然に信じられるようになりました。
フローレンお疲れさまでした☘️
そして、ありがとう❤️
いつかまた会えると信じてるよ🕊️
生前フローレンのことを見守って下さったみなさまにもお礼を申し上げます。
ありがとうございました。