おとな四人と三犬の午後 (U日記)
今や僕の座右の書、「おとな二人の午後」をもじってみた。
「大河の一滴」の著者・五木寛之と
「ローマ人の物語」の著者・塩野七生の異邦人対談の一冊だ。
J&J家、本年最後の来客は W。そう、わらび家さま。
いささか趣向を変えて、食材探しに近くの市場にみんなでくり出すことにした。
2500円ずつ出し合って5000円の財布ができた。(可愛くも、豊かな資金なのだ!)
とても活気ある市場の、活きの良い魚と野菜、干物、漬物をめいめいに
思い思いの品々が結構な量買えた。
・あわび二個、(1500円が1000円に)
・殻つき牡蠣七個
・お寿司(うに・たいらぎ貝)
・フグ皮
・さんまの味醂干し
・牛肉の味噌だれ漬け
・赤カブの糠漬け
・トマト
ざっとこんなところか☄
お酒は、ビールと焼酎
焼酎派のOさんの希望は芋or麦と問えば,迷いなく芋なら何でもとおっしゃるので
これにした。
ネーミングに釣られた一本。
今や幻の焼酎になった「百年の孤独」も小説のタイトルだった筈。
本日、選んだ食材、全てがヒットで酒も話も弾んだ。
これ、後でわかったんだけど芋でなく麦だったんだよなあ(すまんっ!)
そして我々の弾みで、弾みが付いたのか、今宵の主役、男・わらびが鳴いた
ワウワウ・ワォーン!
その相手は男・ジョイ兄でなく、殆どジュラに向かってなのだ。
時たま体当たり付きで(笑)
ジュラも本気で怒りはしない。
(嫌ならジュラはもっと怒ってるハズ)
何かを訴えたいのは感じた。そこで思い浮かんだ一冊の絵本がある。
コレだ
名作「百万回生きたねこ」。
俺様は、こんなことだってできるんだ。
宙返りだって、・・・
と白い雌ねこの気を惹こうとする
この主人公の雄ねことダブるところがある。
わらび、年頃なんだな。
いつのまにかおとなのレディーになってたジュラの気を
惹きたいのか〜!?(などと勝手に推測してみる)
だがなあ、ここは人と暮らす身
ちょっくら静かにしようぜ
そうそう!
そうしてくれると助かるんだなぁ。
横のクッションではジョイも寝ている。
その傍で語り合う我々四人。
わらび家の現在のマイホーム入手までの経緯のドラマとか。
そこで我がJ&J家も、何かと強運を引き寄せるわらび家にあやかりたいものだと思う。
最終的に何処に住むかすら決めてはいない我々なのだが・・。
ちなみに、この日Uとお春丸はおとなの対応ができたのだろうか?
今更ながらだが、おとなっていったいなんだ?
そういえば、五木寛之がどこかで書いていた。
「僕は、年に四回しか頭を洗わない」って、「ただ足だけは毎日、外から帰ったら即座に洗う」とね。
ふむむ、おとなへの道のりは遠いなぁ。
ワラビ家からいただいた「フローズン・フロマージュ」というチーズケーキ
ほろ苦さが効いた大人な味であった。