ボバピツアーズ・UバージョンⅡ <千年の森の虚と実>
写真は、思い出を何度でもリピート出来る約束された装置であり記号である。
そして当然のことながら虚像である。
つい、こんな書き出しになったのは、おそらく
この森に仕掛けられた、少し意地悪で遊び好きな作家たちのコンセプチュアル・アート
の仕業に違いない。
向こうに見えるあばら家。これが観念アート2発目!タイトルは「虚と実」
手前に池がありそこに逆さ富士ならぬ、映るのは逆さあばら家。
鏡に映った虚像の向こうに真の実像を見るというコンセプトのようだ。
それがどうした!?とすら思ってもないだろうジュラ。
見えない「天の川」を挟んでの再会。
やあボバン! やあジョイ!と交わしたかは不明。 しかも男同士かよ。
よし!これで観念アートからの解放だ〜!
頭をほぐしながら歩く一行の前に現われた羊3匹。しかも柵から出てきている。
虚像ではないぞ!
まずいなあ、あの3匹 殺気だってやしないかい。
そして、吠えた!叫んだ!こともあろうにジュラが。本人も分からぬ本能にスイッチが入ったのか?
予想外の事態に画像の記録なし。
どうにかやり過ごし千年の森・散策を終える一行。
最後の晩餐ならぬ、昼餐。
やっぱり北海道は美味い!
帰りの飛行機まであと数時間となった。