ドラえもん展と同時に開催されていたレアンドロ・エルリッヒ展にも行って来ました。
詳細は上記リンクを見ていただくとして、要約すると
・アルゼンチンの現代アート作家
・体験型の作品が多い
・今回は世界でも過去最大規模の個展である
とても良い展覧会だったので、出来ればネタバレされていない状態で見にいっていただきたいなぁと思うので、行く予定の方はここでストップをして下さいませ。
※ここからはネタバレです!!
ハイ、もう早速行ってみましょう
「反射する港」
入場して、最初にこの船たちに出迎えられます。
船というか、ここはベネチア?という感じ。会場が広い!
船がユラユラと揺れ水面に映っているように見えるが、実際に水を引いているわけで
はなく、影の部分も船と似たような素材で造られていて(同素材?)それがユラユラと
揺れているのだ。
なんだか、とても期待出来そうな予感!
ここからまた、ザザーーッと作品を載せていきます!
雲と言う作品で4点あり、それぞれにフランス、日本、イギリス、ドイツの雲である。
素材はガラス
「 教室」 2017(新作)
廃墟のような教室に亡霊が写っている・・・
その正体は鑑賞している我々である
備え付けられている椅子に座ると、まるで自分が教室に座っているかのようにガラスに映るのだ。(配置が完全に計算されている)私が驚いたのはそのガラスの向こうの教室の埃や本の朽ち果て具合がとてもリアルに表現されていたこと。ガラスの向こうは写真じゃなくて、全て立体である(本物の空間に机、椅子、黒板などが配置されている)。
しかも、教科書が日本のものだった。この作品は新作で日本の地方の過疎化や少子化などをテーマに扱っているそうなのだけど、私にはそれがまるで今この瞬間にも存在している福島の帰宅困難地域で置き去りにされた教室に見えた。(ネットでそういう画像をよく見ていたからかな)
そういうこともあって、一番強く印象に残ったのはこの作品である。
試着室
分かるかしら?これねまるで、マジックハウスなんですわ(懐かしい)
一見、全て鏡なのだけど一部通り抜けることが出来るので、どれが鏡でどれがリアルなのか段々と訳が分からなくなってくるのだ。人と一緒に行っていたら、写真を撮り合いっこしたりして遊べそう。
外から見るとこういう感じです。
なんせね、スケールデカいんですわ。試着室、何個あるねん!?っちゅう感じですわ。
でも、これだけの広さが必要なのだと思う。空間や時間の歪み(?)みたいなものを感じさせられる。(だから、マジックハウスみたいですねん。あっ、ミラーハウスか?)
「HAIR SALON」
なんか予想付き始めました?
そうヘアーサロンも同じ部屋が三つくらい連なっていて、鏡が鏡だったり、くり抜かれていたりするのだ。鏡かなと思って覗き込むと向かうに知らない人がいて、目が合ってしまって、ちょっと気まずいような・・・。人見知りさんは友達かデート(家族でも)と来ましょう(笑)
ハイ、大目玉作品 行きます!
「建築」
右下に私が写っていたりします・・・
窓から落ちそうですな
こういうことなんですわ
地面に壁があり、前に鏡がある=地面に寝転がり鏡を見るとまるで自分がアパートの外壁にいるように見える
本当、よく考えらていますね。
(余談:windowsのアップデート後3Dペイントてのが追加されていて、初めて使ってみた。まぁ、いいんだけどさぁ、アップデートされてからあり得ないくらいwindowsが重くなってて死にそう。何なの、windows!何とかして!!ていうか、万人がパソコンに詳しいわけじゃないんだから、不便になるようなアップデートやめてくれ( ;∀;) )
以上!手短に紹介させていただきました。
ドラえもん展と同時に開催されていて、両方見るととても楽しいなぁと。
一人でじっくり鑑賞するも良し、友人と一緒にわいわい楽しむも良し。
あと、驚いたのはビルの53階であることは完全に忘れさせられたなと。
広いな!と。
このあとに東京タワー(スカイビューっちゅうヤツね)を見るのだから、そりゃあ充実の一日でしたわ。もう、脳みそがパンパンよっ!
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