Joy & Jura with Whippet Floren

ウィペットと共に静かに暮らしています。犬のことも犬以外のこともぼちぼち書きます。

月を見て思い出に耽る

ジョイが亡くなって四日目の九月十四日、色んなことが落ち着き牡蛎(ぼれい)が配合されている漢方も効いてきて、真昼間から約三時間も爆睡してしまった。

そして、初めてジョイの夢を見た。映画館?の通路かどこかでジョイと再会を喜び合うのだけれど、ジョイの声だけが聞こえない。よく耳にするあれか、亡くなった人が夢に出てきても話が出来ないってやつ。でも不思議だ、私は亡き家族とは普通に夢の中で会話をするから。(ジュラが亡くなってから、亡き人間家族の夢はすっかり見なくなったけどね)

まぁ、なんであれジョイを感じられたのは嬉しかったよ。

 

夕方にはちょいとUの仕事の用事で三ノ宮に行き、帰りに散歩がてたらモザイクに寄ったら、月がとっても奇麗だった

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満月だったみたい。(中秋の名月の翌日)

 

 

ジョイのお見送りについて、ちょいと触れておこう。

ジュラが亡くなった時は介護期間が一ヶ月あり、その時はとても早いと思っていたがそれなりに一ヶ月掛けて、自分の中で状況の受け入れ態勢が整っていたようで、亡くなってすぐに爆弾が投下されたような悲しみに襲われた。何度も、何度もそれは投下され、逆に人に連絡することも会うことも、無理な状況だった。一方、今回のジョイの看取りは最初は助かると言われていて、全く覚悟も出来てなくて、あまりにも突然の出来事で悲しみの感情も置いてけぼりをくらっている有様。実感がないまま、ジョイ・ジュラと仲良しだったミントちゃんに連絡させていただいて、お通やみたいな感じでうちに来ていただきました。それはフローレンの為でもあって、この一週間それなりにストレスが溜まっていたようなので、ミントちゃんが来て賑やかなひと時を過ごせたらな、という真意もあった。あと、もしジョイの幽霊がいるとしたら、家の中が明るい方が良いかなと。

フローレンとミントちゃんの相性は良いようで、いい感じの夜を過ごせた。(写真を一枚も撮り忘れてしまった)ご夫妻がジョイにお別れをして下さっているのを見て、あぁ本当に亡くなったんだなぁと実感し始めたりもした。

そして、残されたワンコがどこまで他のワンコの死について理解しているのかは謎なのだけど、ジュラが亡くなった時はジョイは極力近づかないように、避けるようにしていた。ジュラを火葬するのに家から運び出した時はすごくガン見していたっけな。それからしばらくは散歩に行く時は、道のどこかでジュラに出会うのでは?っていうような、何か探しているような動きをしていた。そのうち、もうジュラは戻ってこないと悟ったように見えた。あくまでも私の主観。

ジョイが亡くなった今回は、フローレンは一~二度は遺体の匂いを確認してから近づかない感じだったかな。そしてミントちゃんが最後に帰り際にジョイとお別れをしてくれた時には、なんと途中からものすごく怖くなったようでジョイから逃げて、急いで玄関へ行き一刻も早く帰りたいという様子だった。(ミントちゃんびっくりさせてごめんね)

 

そして翌日、我が家での様子

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フローレンは遺体が気にならない様子で普通に寛いでいた。

元繁殖犬で繁殖者が亡くなったことで放置され、飲まず食わずで生き延びたフローレンなので、もしかしたら仲間ワンコの遺体は経験済みでこうやって冷やして管理された遺体は平気だったのかも知れないし、関係なく図太いだけなのかも知れないし、なーんにも考えてないだけかも知れない、全ては謎。

あと、ジョイの遺体はとても奇麗な顔だった。

 

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今は祭壇を作って手を合わせてジョイに祈りを捧げています。

 

ジュラの時もそうだったけど、亡くなってすぐはここ一・二年のことを思い出すのが辛い。その時は最後の夏だと思わなかった・・・こんなに元気そうなのに・・・などと感傷的になってしまう。

その代わり、普段は忘れていた随分昔のことを思い出す。思い出すと何とも言えない温かな気持ちになる。

 

京都に住んでいた時の写真、ジョイがまだ三才の時の春だ。

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よく散歩をした哲学の道

 


満開の桜

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この時代は私にとってなかなか難しい時だった。母との死別で初め‘死’に出会い苦しんでしまったが、ジョイを育て、世話をすることで救われ、現実世界に連れ戻してもらったと思っている。それなりに手のかかる犬で苦労をしたのも良かった。一旦コミニケーションが取れ始めると想像していた以上の犬の感情の豊かさに驚き、楽しみや笑いを沢山もらった。まぁ、ようするにジョイは頭の良い犬だったのですよ。(これくらい、言わせてくれ)

 

のちにジュラを迎え、ジョイはジュラ育ても頑張ってくれて、ジュラの見送りの時は私の傍にいてくれることで支えてくれた。一緒にフローレンを迎えに行って、彼女を受け入れ、一緒に堂々と散歩をすることでフローレンにお手本も見せてくれた。家の中ではいつも私の後に付いてきて寛ぐタイプで、私とジョイはコンビだったって感じだ。時たま小生意気な子分かな(笑)


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まぁとにかく、この抱き心地は最高でしたわ。

毎晩一緒に眠るのも極楽睡眠だった。ありがとう。

(眠る時めちゃくちゃ寂しいぞ)(でも、今もそばにいるような気がしてるぞ)

 

今回ジョイのお骨を見て、私はお骨への執着心が急に薄れたように思う。ジュラのよりも随分と細いその骨。今もジュラのお骨をリビングに祀っているが、急に共に土に返してあげたくなった。

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今すぐではないが、ずっとこのまま持っておくのではなく、ゆっくりとどうするか考えて行こうと思う。

 

 

 

昨夜の散歩のつづき

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フローレンや、のんびり楽しく一人っ子生活を満喫するんじゃよ。

手の掛からない子でとても助かっている。これからはもっと語り掛けて、色んな感情を引き出して、フローレンに生きている楽しさをもっともっと満喫してもらいたいと思っている。


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 U・ω・U

 

 

ジョイの最後についてはこれで完結にするが、たまに昔々のブログを始める前の思い出話とかも書かせておくれ。出していない、ジョイが若くて一番男前だった時の写真とか色々あるんだよ❤

 

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今回、色々と支えになって下さったみなさまには心よりお礼を申し上げます🌸 

 

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