Joy & Jura with Whippet Floren

ウィペットと共に静かに暮らしています。犬のことも犬以外のこともぼちぼち書きます。

エフちん最後の夏

今年の夏はフローレンにとって最後の夏となってしまいました。この時、まさか彼女があっという間に旅立ってしまうなんて思ってもいませんでした。

と思うと同時にどこか胸騒ぎがしないでもなかった。

 

8月3日のお散歩


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この頃のフローレンは謎の多飲多尿を発症し始めていた。とは言え、春の血液検査では腎機能全て基準値内異常なし、さらに6月に受けたエコーやレントゲン検査でも異常なし、悪いところはどこもない!と太鼓判を押されていた…

この話は次回に書くとします。

 

フローレンが亡くなったのは10月21日、私の誕生日の2日後でした。フローレンは最期まで本当によく頑張りました、立派でした。きっと、闘病中にはジョイ・ジュラが側で見守って、肉体から離れるその時はフローレンを出迎えてくれたのだと信じています。

 


ここで思い出を一つ。フローレンとの大好きな日課がありました。フローレンは朝の挨拶をとても大事にしていたのです。

ニ階にある寝室で共に寝て、起きたら一緒に下の階のリビングに降りるのですが、挨拶をきちんとしないとフローレンは絶対に下のリビングには降りないのです。足元にあるエフちんのベッドに行って膝を付くと、フローレンは頭をぐりぐりとお腹に押し付けてきて、おはよー!と言うのです。私はフローレンの頭や顎、背中、お腹、お尻、全身を撫で回して今日もよろしくね!と伝える。

この儀式が長い時は5分も続きました(//∇//)

たまに儀式を省略しようとすると、フローレンはヨガで言うところの犬のポーズをして、前脚でドン!ドン!と床を叩いて、挨拶をしないとここから離れませんよ!とアピールして梃でも動かないのでした。

普段から甘えん坊でもないフローレンの要求ですから、応えないわけにはいきませんよね(^^)

その時間が私も大好きでした❤️

毎朝フローレンは一日の始まりの挨拶は大事だよ!と教えてくれて、気が済むまで挨拶をしたら勢いよくごはんをモリモリ食べるのだ!

 

そんな幸せな4年と8ヶ月でした。時間の長さは関係なく、ジョイ・ジュラと同じくお別れはとても悲しいです。実はもっと長生きすると思っていたのでめちゃくちゃショック。

とはいえ肉体的に滅びたからと言って、フローレンとの関係が終わったわけではありません。

フローレンの身体を形作っていた原子たちも消えたわけでなく変化して行くだけ。フローレンのエネルギーもきっと消えていません。

だって、ワンコたちを見送り亡骸を見る度にいつも思うのです、この身体を動かしてたそのエネルギーってすごくない?と。

人間にも遺体を復活させる技術はない。そんな身体を動かすエネルギーって凄まじいものじゃなかろうか?と。意識や記憶があるのかはさておき、物質が消えないように生命エネルギーも変化はしても消えるってことはないのでは?と感じるようになりました。

 

あともう一つ、励まされた言葉を

 

先月一足早く夫がSNSにフローレンが旅立ったことを報告したのですが、古くからの友人が下さったコメントは

「沢山悲しんであげて下さい、それが供養になりますから」

でした。

巷に溢れる、悲しむと成仏出来ない的な話じゃなくて、悲しいでも良いんだって言う言葉。

ちゃんと悲しめば、いずれ立ち直れますものね🍀